在校生たちの志望理由に迫るシリーズ企画【私がクエストを選んだ理由】。 第3回目のテーマは、【自己成長・自立】です。
正直に申し上げますと、通信制高校というと「楽ができる場所」「遊んでいられる場所」というイメージを持たれることがあります。 確かに、全日制高校に比べて登校日数は少なく、時間は自由です。
しかし、自由であるということは、その分だけ「自己管理」が求められる場所でもあります。 今年の受験生の中には、そのことを深く理解し、あえて自分自身と向き合う決意を書いてくれた生徒たちがいました。
■ Case.1 「生きる力を身につけたい」という決意
Eさん（仮名）の志望理由書には、読む私がハッとするような、強い「変化への意志」が綴られていました。
Eさんの志望理由（要約） 「私は中学時代、嫌なことから逃げてばかりいました。でも、このままではいけないと思っています。 クエストコースでは、自分で計画を立てて学習を進める必要があります。 先生に言われるままやるのではなく、自分で考えて行動する『生きる力』を身につけたいと思い、志望しました。」
「楽をしたい」ではなく、「自分で考えて行動できるようになりたい」。 あえて自律が求められる環境に身を置くことで、過去の自分を変えようとする姿勢に心を打たれました。
■ Case.2 「自由な時間を、成長のために使う」
また、F君（仮名）も、時間の使い方について非常に大人びた視点を持っていました。
F君の志望理由（要約） 「自由な時間があるからこそ、その時間をダラダラ過ごすのではなく、ボランティア活動や検定の勉強など、自分を成長させるために使いたいです。」
誰かに強制されるのではなく、自分で決めたことに時間を使う。これこそが本当の学びですね。
■ 自由だからこそ、成長できる。クエストコースの「デザイン力」
彼らが言うように、クエストコースは「自分でデザインする高校生活」です。
なぜ、この環境が人を成長させるのでしょうか？
1. 「自分で決める」経験が自立心を育てる 🌱
クエストコースは登校日数が少なく、ストレスフリーな環境ですが、それは同時に「学校に行かない時間」をどう使うかが自分に委ねられていることを意味します。
- いつレポートをやるか？
- 空いた時間に何に挑戦するか？（アルバイト、趣味、資格取得など）
これらを自分で決めて実行する経験は、社会に出た時に最も役立つ「自立心」や「計画性」を育てます。
2. 失敗しても大丈夫。私たちが伴走します 🤝
もちろん、最初から完璧に自己管理ができる生徒はいません。「今月はちょっとサボってしまった…」という失敗も大事な経験です。 そんな時は、私たち教員が一緒にスケジュールを立て直し、ペースを取り戻すお手伝いをします。 「失敗しても、また計画を立ててやり直せばいい」。その繰り返しが、一生モノの「生きる力」になります。
■ 【Q&A】自己管理への不安を解消
「自分を変えたい」と思っていても、不安はつきものです。
| 質問 | 回答 |
| Q. 自己管理ができるか自信がありません… | A. 最初はみんなそうです。 はじめは無理のない学習計画を作って進めてください。少しずつ「できた！」を積み重ねていきましょう。不安なときはぜひ先生に相談してください。 |
| Q. 楽な方に流されてしまいませんか？ | A. 定期的なサポートがあります。 完全に放任するわけではありません。スクーリング（登校）の日や個別の連絡を通じて、進捗を確認し、モチベーション維持をサポートします。 |
| Q. どんな生徒が成長していますか？ | A. 「変わりたい」と思った生徒です。 Eさんのように「今のままじゃ嫌だ」という気持ちがスタートラインです。その気持ちがあれば、必ず変われます。 |
■ まとめ：あなたの「変わりたい」を応援します
「通信制＝楽な道」ではありません。 むしろ、自分自身と向き合い、自分で人生のハンドルを握るための「前向きな選択」です。
「変わりたい」というその気持ちがあれば、あなたは絶対に変われます。 これからの3年間で、私たちと一緒に「生きる力」を育てていきましょう。
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「自分でもやっていけるかな？」「どんなサポートがあるの？」と気になった方は、ぜひ一度個別相談にお越しください。今のあなたの気持ちを、じっくり聞かせてください。
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