先日、本校の卒業生である、斉藤 和巳選手(ソフトバンクホークス)が引退を発表されました。
在学時は、当時コーチを務めていた 高津佐先生(現 監督)曰く、「物覚えの早い投手で、ひとつ言えば何でも取り組んだ」選手であり、夏の大会ではチームを京都府ベスト8に導いてくれました。
1995年にドラフト1位で当時の福岡ダイエーホークスに入団すると、肩の故障に苦しんだものの
2000年にはプロ初勝利をあげ、その後はエースとしてホークスをリーグ優勝や日本一に導く活躍を見せました。
2003年には26試合登板で20勝3敗をマークし、主要タイトルを独占して沢村賞も獲得。
2006年には2度目の沢村賞を獲得し、プロ通算成績は79勝23敗 勝率.775で、『負けない投手』として名実ともに球界一のピッチャーとして大活躍しました。
2008年以降は怪我のため登板は無く、2011年からはリハビリ担当コーチとして契約を結び、現役復帰を目指してトレーニングを続けていましたが、「一軍の戦力になるイメージができなくなった」として引退を決意されました。チームは7月31日付け退団されるそうです。
写真は2006年のシーズンオフに開かれた、中学生対象の野球教室のものです。
斉藤選手の意志を受け継いだ京都廣学館高校の野球部は、今年は斉藤選手在籍時以来の京都府ベスト8、そして25年ぶりのベスト4を達成しました。
今後の活動については未定とのことですが、これからのご活躍も大いに期待しています。
斉藤選手、18年間 お疲れ様でした。
<タイトル>
・最多勝:2回(2003.2006)
・最優秀防御率:2回(2003.2006)
・最多奪三振:1回(2006)
・最高勝率:3回(2003.2005.2006)
<表彰>
・最優秀投手:3回(2003.2005.2006)
・沢村賞:2回(2003.2006)
・ベストナイン:2回(2003.2006)
・最優秀バッテリー賞:2回(2003.2006)
・月間MVP:3回(2003.6月、2005.8月、2006.8月)
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