むくのきセンターにて、本校恒例の「少林寺拳法大会」を開催しました。
本校では建学の精神にも通じる少林寺拳法を、人間教育の柱として授業に取り入れ、年に1回生徒・教職員が一体となって少林寺拳法大会を行います。
生徒達は、今日のために組演武を行う相手と共に練習を重ねてきました。
その練習の成果として、自分と相手の成長した姿を皆に見て貰える今日の大会を、少し緊張しながらも楽しんで取り組んでいる様子がうかがえました。
演武の審査が行われている間に披露されたのは、教員や、少林寺拳法部員、生徒会など有志の生徒による演武でした。特に教員の演武披露では、普段と違う先生の姿に生徒たちは大喜びで、とても楽しそうな表情で見守りました。
最後には、優秀な演武を披露した生徒たちが表彰を受けました。手にした賞状とメダルを胸に、達成感に満ちあふれた表情をしていました。
弁論の部で最優秀賞を受賞した荻野千裕さん(3年)は「話し合いをすることで平和的な解決ができると少林寺拳法によって学ぶことができました」と述べ、優秀賞を受賞した津村凜華さん(3年)は「たくさんの友人たちと練習していく中で、本気でやることは恥ずかしいことではなく、とてもカッコいいことだと思えるようになりました。」
と、どちらも少林寺拳法を通じて学んだ事を熱く語ってくれました。