人権学習を行いました。
前半では、映画「ウィニング・パス」を鑑賞しました。
主人公である高校生は、不慮の事故により、ある日突然自由を奪われます。
現実を受け入れられず、周囲との関わりを拒絶する中、同じ病室の仲間や車いすバスケットとの出会いが彼の気持ちを変えてくれます。
そして後半では、
同志社大学大学院、総合政策科学研究科の中村周平さんが講演に来て下さいました。
中村周平さんは、高校2年生の時、ラグビーの練習中に事故に遭い、頸髄を損傷。胸から下の機能、感覚が麻痺する後遺症が残りました。現在は、介助者のサポートを受けながら日常生活を送っておられます。
講演会では、怪我をしてから今までのこと、気持ちの動きを語っていただきました。
映画と講演を通して感じたことは、
同じように事故に遭遇することは、誰にでも起こりうることだということ。
当たり前の日常が当たり前ではないこと。
周りの人々の支えがあってこそ生きて行けるのです。